「私が入社した40年前は、こんな溶接機を使用してたんや。」
とベテラン職人の小林さんが倉庫からだしてきたのがこの溶接機です。
どうやって使うのかを実践して見せてくれました。
さすがはベテラン職人の小林さん、
もう十数年使っていないとは思えない手馴れで、溶接をしてくれました。
「角度を15度下げて20センチ離して、溶接する。
これはこの溶接機の基本や。
当時は、誰の溶接仕上がりがキレイかを、競い合っていたんや。
とにかくこれを使いこなすには、高い技術が必要なんや。
それが技術の向上へとつながり、
もっともっとものづくりをしたいという意欲が高まったんや。
半自動が入り、今ではTIG溶接も導入された。
道具も大事やけど、技術を磨くことを怠ったらあかん。」

造船所などでは、現在もこの溶接機が使用されているようです。
それは造船に使用される厚板を溶接する際には、
より高い強度が必要だからです。
こんな事を教えてもらえるのも、
ベテラン職人と一緒にものづくりができる環境だからです。

より高い技術習得を目指して、
ベテラン職人さんから学ぶことはまだまだたくさんあります。
|